岳都カトマンズ&世界最高峰エベレスト8848m撮影紀行 実施報告
19.12.24(月)〜20.1.8(火)
「岳都カトマンズ&世界最高峰エベレスト8848m撮影紀行」は12月24日〜2008年1月8日までの日程で松本市民を始めとする参加者21名により実施致しました。参加者一行は、カトマンズ市を表敬訪問して古都カトマンズを探訪し、エベレスト山群の奥深く入り込み、ゴーキョピーク5360mの登頂を見事果たして、松本市市制施行100周年記念事業としての岳都交流と、姉妹都市交流の責任も果して参りました。
12/24PM10:00 カトマンズ空港到着。
カトマンズ市から歓迎を受ける
12/25AM カトマンズ西スワヤンブナートの丘から望む、カトマンズ市街
12/25 古都の雰囲気が未だ残る
キルティプールの街を散策する
12/25 PM3:30カトマンズ市代理市長ディネッシュ・クマール・タパリヤ氏を表敬訪問する。この様子は、12/26夕方、テレビ放送され紹介された ビンセントタワー60mに登る
ビンセントタワーから、夕方のカトマンズ市街を望む。PM6:30 タメールのホテルでカトマンズ市役所主催の歓迎とエベレストトレッキングの激励レセプションが9:00まで開かれた 12/26 16人のり定期便2機で登山基地ルクラへ向かう 7000m級ロールワリンヒマール山群の白峰に感動
ルクラで昼食後、パサン・テンバをサーダに、シェルパら25名とゾッキョ・ヤクなど14頭の大部隊で出発 チョルテン(仏塔)脇を通る 最初の宿、パグディン2620m  
夕食の様子
12/27パグディンの朝、サーダー・パサンテンバとゾッキョ シェルパが崇めるクンビーラを望み、ジョサレで手続きを行い、国立公園に入る。ドード・コシに架かる、長い吊橋を幾つも渡る。。河原を小1時間歩き、最後のつり橋を渡って、600mの高度差の登山道を登る
山道を登りつめると、午後4:00ナムチェ・バザール3440mに到着する。ナムチェのロッヂで一息つく頃、ナムチェの家並みの遥かの高みに、タムセルク6623mとクスムカングルー(右)が夕陽に輝いていた 2/28ナムチェゴンパのマニ車を廻し、登山の安全と成功を祈ってトレッキング開始
 コンデリ6187mを背景にナムチェ上部を行く 登り小1時間、、ナムチェの丘からエベレストを望み、大パノラマに息を呑む タムセルクを望みクムジュンへ向かう
学生寮内の学生
クンビーラの麓に広がるクムジュン村と冬休み中のクムジュン校を訪ねる。  
MHCが建設した学生寮・食堂・台所・600m引き込んだ貯水槽などの管理運営を確認。安曇野市穂高北小学校の手紙・絵画・文具などを手渡し、マヘンドラ・カセット校長とMHC理事長との間で、両校生徒同志の交換について了解し合う
学生寮内の先生
12/29クムジュン3780mの朝、出発の準備に忙しい。タウツェ6501mが背後に聳えるモーン峠3979mへ向かう
アマダブラム6812m  モーン峠への街道を行く   カンテガ6799m
モーン峠3979mのチョルテン(仏塔)   12/30ポルツェタンガの朝、出発前、餌を食べるヤク
ラリグラスの林を抜け、カンテガを背景に、高度を上げる チョオユー8201mの巨人がその威容を現した
12/31朝、ドーレ4040mでのキッチンの様子 高山病で体調を崩し、仲谷さんがシェルパ、ポーター2名と共に馬で下山する事となった マッチェルマ4410mへ向けて、先発隊が登る
長い道のりを、登り続ける サーダーパサン、ガラ・シェルパ、サブリーダー吉岡さんも、意気が合って、大の仲良しとなった 1/1快晴マッチェルマ4410mの朝を迎える。新年。おめでとう!
ゴーキョを目指す先発隊。青い空と白銀の白い峰がまぶしい 薄い空気を克服しながら登る ドードポカリの畔にロッジが建つゴーキョ4750mへ
その上部に聳えるゴーキョピーク5360m 1/2朝上空に雲がたなびく。8:30過ぎ、ゴーキョを出発する ドード・ポカリを眼下にピークを目指す
ゴジュンバ氷河を眼下に、頂上直下5300m付近を登る参加者 エベレスト8848m、ローツェ8516mを右に見て、喘ぎながら5300m付近を登る
夕照に輝く世界最高峰エベレスト8848m 左ローツェ8516m
PM12:30から1:00の間に、辛苦を乗り越えて20名が頂上に到達。「おめでとう、頑張ったね!」感激の握手を交し合うと、目頭が熱くなり、涙があふれてくる。皆、口では言い表せない喜びに浸っている。 最後の夕照に輝くギャチュンカン7951m
タルチョーはためくゴーキョピーク5360mの山頂 登頂を終え、下山を急ぐ参加者 午後の陽に輝く、タムセルク6623m
1/5クムジュンゴンパに初詣をする 敬意を称するカタをかけてもらう
2008.1/6エベレスト街道シャンボチェ3700mから、ヘルコプターで全員カトマンズへ帰還。その夜、カトマンズ・タパリヤ代理市長ら7名を招待して、報告会を開催。久しぶりの蕎麦食などに舌づつみを打つ。
1/7朝カトマンズのホテルにMHC奨学看護学生と打合せ 昼にMHC短期大学奨学生12名のうち10名が昼食会に出席してくれました 午後、カトマンズ武道館を訪問
1996年からMHC奨学生は、延べ40名を数え、エベレスト街道を歩いていると、男女卒業生に出会う事があります。皆で、応援してあげてください。
夕方、友人宅でネパール料理の夕食、ダルバートを頂く。この夜遅く、混雑するカトマンズ空港を発ち、1/8日本時間昼に、成田空港へ到着。貸切バスで松本へ向かい、PM6:30到着、解散としました。<BR>
参加者皆の感想・・「岳都交流を成し遂げ、充実感を味わった、感動連続のエベレスト撮影紀行だった!」。皆様のご理解と、ご協力のお陰で、岳都交流の成果を挙げる事ができました。ありがとうございました。